こんにちは、終活のSEです。
今日はインターネットサービス・プロバイダをIPv6(IPoE)サービス対応のインターネットサービス・プロバイダへ切り替えて良かったことを紹介したいと思います。
なお実際に切り替えたのは2017年12月頃なので、2年半後の2020年7月頃の状況と合わせて書いてみたいと思います。
爆速のIPv6(IPoE)サービス対応プロバイダ
結論は、以前のネット環境に比べると爆速です!
KindleFire、スマホ2台、パソコン2台で同時にYoutubeやAmazonPrimeで動画や映画を見ても映像が止まったり、解像度が落ちたりすることがありません。
最近のテレワーク状況ではこのような使い方はしていませんが、とにかく今でも爆速です。
インターネットの回線速度が遅くてテレワークや在宅勤務中にストレスを抱えている方、ゲームや配信で回線速度が細くて不満を抱えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
注意事項1
- 難しい用語や仕組みの説明は極力さけております。
- 測定結果は私が契約していた、または契約しているプロバイダ及び、私が保有するネットワーク環境での測定結果です。
- プロバイダ切替前後で私と同じような結果が得られるとは限りません。
- プロバイダ切替後、同様の効果が得られるものを保証するものではありません。ご自身の自己判断、自己責任でプロバイダ切替のご検討はお願いします。
IPv6(IPoE)サービス対応プロバイダ切替前の状況
地方のサービス提供しているプロバイダを利用していました。このプロバイダを契約していた理由は、次の3点です。
- プロバイダ料金が安い
- 地デジ放送のサービスがある
- プロバイダ+地デジ放送の両方を契約すると料金割引がある
このプロバイダは、ベストエフォート型の100MBps回線契約でした。ベストエフォート型は努力目標なので、100MBpbs という回線速度がでなくても問題はありません。
このプロバイダを契約した当初、YoutubeやAmazon Primeで動画を閲覧して、もたつくことはなかったのですが、2017年12月頃になると、動画再生中に一時停止状態となったり、動画再生すらされなかったり、ファイルダウンロードが途中で切れたりなど契約当初と回線速度が遅くなってきたように感じました。
そこで実際にどのくらい回線速度が出ているのか測定したところ、次にような結果でした。
契約回線の100Mbps は最大毎秒25MB/sが最大ネットワーク転送速度です。
今回の回線速度測定で、最大ネットワーク転送速度の2割ぐらいが出ていればいいなと思っていたのですが、下りは約600KB/sですから約2.4%、上りは約135KB/sですから約5.0%という結果で1割にすら満たない状況でした。
契約者としては正直がっかりしたのと同時に、このようなサービスレベルで契約を続けるのはお金が勿体のないと考え、回線速度が早いプロバイダへ切替を検討することにしました。
注意事項2
- 契約されているプロバイダによって回線状況が異なります。
- ご自身の環境で必ず回線測定行って、回線速度の把握を行いましょう。
回線速度が早いのは IPv6(IPoE)対応プロバイダ
2017年12月頃に回線速度が早いプロバイダを探していくうちに、IPv6(IPoE)対応しているプロバイダが回線速度が早い傾向にあるようでした。
なぜIPv6(IPoE)の回線速度が早いかという理由を簡単に説明すると、自宅からインターネットまでの経路が異なり、IPv6(IPoE)では不要な経路を通過しない分通信速度が早いようです。
注意事項3
- 具体的に経路がどのように違うのか、気になる方はGoogle検索などで検索してみてください。
新しいプロバイダでIPv4接続とIPv6(IPoE)接続の回線速度測定
IPv6(IPoE)対応のプロバイダに変更しましたが、正直なところ以前契約していたプロバイダが遅かっただけでは?という興味があったので、
- 新しいプロバイダで、まずIPv4接続を申し込んだ後に回線速度測定
- 新しいプロバイダ内部でサービスをIPv6(IPoE)を切り替えてもらって回線速度測定
では、新しいプロバイダに切替後のIPv4接続の回線速度測定結果を見てみましょう。
IPv4接続だと下りは約2.5MB/s、上りは約34MB/sとなり、プロバイダ切替前後で、下りは約4倍、上りは251倍でした。プロバイダ切替しただけで十分な効果があったものの、ブラウザでネットサーフィンや動画を見る場合は、下りの速度が重要なのでもう少しインパクトがある数値がほしかったです。
では次に同じプロバイダ内部でIPv6(IPoE)接続へサービス切替後の回線速度結果を見てみましょう。
IPv6(IPoE)接続だと下りが約28MB/s、上りが約68MB/sでした。同じプロバイダ内でもIPv6(IPoE)接続に切り替えるだけで、下りが約11倍、上りが約2倍に回線速度があがりました。
プロバイダ切替前の状況と比べると、下りは約46倍、上りは約502倍の回線速度のアップが出ている結果となりました。
とてつもなく爆速です!
2020年7月の回線速度状況
2017年12月からプロバイダ変更はしておらず、2017年12月から回線状況が変化していないか2020年7月頃に回線速度を測定してみました。測定サイトが異なってしまったため、同じ測定環境が作れなかったのですが次のような結果でした。
IPv6(IPoE)接続だと下りが約17MB/s、上りが約17MB/sという測定結果でした。
2017年12月頃プロバイダ切替後と比べると、下りは40%ダウン、上りは75%ダウン、2017年12月頃のプロバイダ切替前と比べると、下りは約28倍、上りは約125倍でした。
つまり今でも十分IPv6(IPoE)対応プロバイダだと回線速度の改善が十分見込めるということだと思います。
またゲームで回線速度の速さの目安を示すPing値も21ms付近と良い値ではないでしょうか。
プロバイダ回線速度測定サイト
現在のプロバイダ回線速度がいくら出ているのか興味を持った方は、次のサイトで回線速度を測定してみてください。
ワンクリックで直ぐ測定可能ですが、アプリケーションやインターネット通信が極力発生していない状況で測定するのが望ましいです。私と似たような回線速度状況であればIPv6(IPoE)対応のプロバイダへ切替検討してみるのも良いかもしれません。
注意事項4
- プロバイダ切替後に私と同じような状況になるというような保証は一切しておりません。自己責任でお願いいたします。
IPv6(IPoE)プロバイダに切り替えて後悔なし!大満足!!
結果はご説明したとおりIPv6(IPoE)対応プロバイダに切替後は比較にならないほど高速になりました。IPv4プロバイダで回線速度が遅く悩んでいる方は、プロバイダの切替を検討してみてはいかがでしょうか。
またプロバイダを切り替えると地デジ契約が切れてしまう!と、地デジ契約がネックになっている方は、次の記事を読んでみて地デジも切替が検討可能か参考にしてみてください。
私はインターネット回線が高速になり、記事の方法で地デジも見れるようになり大満足ですよ。