こんにちは、終活のSEです。
随分と久しぶりの投稿ですが、お陰様で色々と物品購入できており順調に今のところ活動中です。
どちらかというと順調過ぎてブログはサボり気味です。
今日は皆さんのお陰で購入できた DELL 5K2K ディスプレイについてレビューをしていきたいと思います。
過去購入したディスプレイと課題
なぜ5K2Kモニターを購入しようとしなのかを説明する前に、過去購入したディスプレイ記事はこちらです。
34インチウルトラワイドディスプレイ2台、27インチ4kモニター1台を利用してきました。4kモニターを使っていくうちに、いくつか改善できないかと考えるようになりました。
4kモニターの方が解像度が高い
当然といえば当然ですが、WQHDウルトラワイドディスプレイよりも4kモニターの方が解像度が高いです。そのため利用用途によっては、4kモニターの方が情報量を多く把握することができます。
特に縦方向の解像度が高いことから、プログラムなどはスクロール量が少なくてすむため作業効率がアップする場面がありました。
WQHDウルトラワイドディスプレイの方が見やすい
27インチ4kモニターは、画素密度(PPI)と呼ばれる数値 163 PPI もありRetina ディスプレイレベルの画素密度を持っています。
ただWQHDウルトラワイドディスプレイの画素密度(PPI)は、109 PPI しかなく、4kディスプレイと比べると少し粗いですが、ブログや高画質が必要な作業をしない私には WQHDウルトラワイドディスプレイの文字の大きさが見やすいという現状がありました。
4k解像度とWQHDウルトラワイドディスプレイ相当の画質粗さ
4Kモニターもサイズが大きくなればなるほど画素密度(PPI)が画質が粗くなりますが、画素密度(PPI)が粗くなってもいいので WQHDウルトラワイドディスプレイ相当の画素密度で4k相当の高さの解像度がほしいと考え始めました。
色々と考えた末、5K2Kモニターが探し求めているものに近いのではと感じました。
5K2Kモニターを調べていくうちに良いなと思ったのがこの3台になります。
LG 34WK95U-W は画質密度(PPI)が164PPIと非常に高く、現状の4Kモニター相当の画質密度となっています。これもこれで良かったのですが、ほぼどこのサイトも在庫切れ状態、もしくは転売ヤーによる販売価格が高騰しているためお見送りにしました。
残り2台については、数万程度の価格差でディスプレイにハブ機能がついているか、いないかの機能差のようでした。
結局、現在利用している上記のDELLモニターにハブ機能がついていることから、ハブ機能が多い DELL U4021QW を購入することにしました。
DELL U4021QW レビュー
早速 DELL U4021QW 注文!納品は約1ヶ月後でした。
外装と付属品
箱は DELL U3421WE と同じようなサイズの外箱です。
付属品の写真は割愛しますが、一般的なケーブル等々が付属しています。
付属品 | 個数 |
電源コード | 1本 |
HDMIケーブル | 1本 |
DisplayPortケーブル | 1本 |
Thunderbolt4 アクディブケーブル | 1本 |
USB 3.2第1世代アップストリームケーブル | 1本 |
モニタスタンド | 1個 |
クイックスタートガイド | 1冊 |
保証書 | 1冊 |
接続ポート
接続ポートに関しては必要十分でした。これでモニター周りのケーブルも一つにまとめることができてスッキリしています。
接続端子 | 個数 |
セキュリティロックスロット | 1個 |
電源コネクタ | 1個 |
HDMIポート(HDCP 2.2) | 2個 |
DisplayPort(HDCP 2.2) | 1個 |
Thunderbolt 3/USB-Cアップストリーム (DisplayPort 1.4 モード/電源最大90W) | 1個 |
音声ライン出力ポート | 1個 |
USBアップストリーム(Type-B) | 1個 |
超高速USB 10Gbps (USB 3.2 Gen2) | 4個 |
LANポート(RJ45) | 1個 |
USB 3.2 第2世代ダウンストリーム | 1個 |
スタンドロック | 1個 |
DELL U4021QW 注意点
DELL U4021QW を購入前から気づいていた点や購入後に気づいた点をまとめてみました。
モニターアーム耐荷重を要確認
モニターアームはエルゴトロン LX を利用していましたが、耐荷重は11.3kg までです。
DELL U4021QW は13.8kgと2.5kg程オーバーしています。
少しの間エルゴトロン LX で利用していて特に問題はなかったのですが、万が一折れるなどしてディスプレイが傷つくのをさけたかったため、エルゴトロンHXモニタアームを購入しました。
エルゴトロンHXデスクモニターアームは耐荷重19.1kgとなっており、モニターアームの細部が進化していて、使いやすい工夫がされていました。また別記事で書きたいと思います。
初期不良に遭遇
購入して設置した次の日に故障しました。
症状としては電源は入るものの、何も映像が映らず、メニューすら表示されません。DELLのサポートセンターに連絡して初期不良として交換してもらいました。
ディスプレイを返送後、新品の交換機器到着までに要した日数は10日間でした。
この期間ディスプレイがなくなるため、予備ディスプレイがない人はサービスグレードをあげておくという検討をしておくのも良いと思います。
ただ個人的に思うことは昔の比べてディスプレイに比べて、映像以外の様々な機能が追加されたため故障率もあがってきているのかもしれません。
まとめ
実際にDELL U4021QWを購入してみて良かった点をまとめてみました。
40インチの5K2Kディスプレイが最適
文字ベースで作業することが多い私には、このモニターの満足は非常に高いです。
画質密度としては140 PPIで文字サイズも小さくなく、大きくもなく、かといって、荒いわけでもない絶妙な画素密度となっており、非常に使い勝手が良かったです。
なお画素密度的にはRetinaディスプレイ最低基準である160PPIには到達していないため、Retinaディスプレイとの組み合わせには違和感を覚える画素密度となっています。
参考までに4Kモニター、5K2Kモニター、WQHDウルトラワイドモニターの解像度です。5K2Kモニターの画素密度も思ったほど悪くないと私は思いました。
ちなみにRetinaディスプレイの高解像度5K2Kモニターなら、現状は一択で上記のLG 34WK95U-Wディスプレイになります。
ハブ機能と給電、そして電源アダプタ
多数の機器を接続できるための配線をまとめることができるモニター付属のハブ機能はやはり重要です。これがあるかないかでデスク周りをスッキリさせれるかどうかが違ってくると思います。
またUSBによる給電は90Wに対応していおり、ほとんどのユーザが納得できる給電レベルも備えていることと、電源アダプタが不要なため電源ケーブルとモニターをスッキリと接続することが可能です。
配線を気にする私としては、電源アダプタが不要なこともデスク周りがスッキリしてよい部分でした。
特に文字ベースの作業をする人にお勧め
映画やゲームといった映像やリフレッシュレート主体のディスプレイではなく、DELL U4021QWは文字ベースの広い作業環境が必要な方にはお勧めのディスプレイです。
もちろん最近重要視されてきているHDRやリフレシュレートにこだわらなければ映画やゲームといった用途にもおすすめです。(ゲームは5Kフルに表示されないものもあるので要注意です。)
なお現在は円安の影響を受けているためなのか、徐々に値上がり傾向にあるように感じます。また円安もあり、いつが買い時なのかがわかりづらくなってきましたが、文字ベースでの作業をする人にはお勧めしたいディスプレイです!