キーボード

Keychron K6 で Holy Panda キースイッチは最高か?

スポンサーリンク
Keychron K6 で Holy Panda キースイッチは最高か?
Keychron K6 で Holy Panda キースイッチは最高か?
スポンサーリンク

こんにちは、終活のSEです。

今日は Keychron K6 に Holy Panda 系のキースイッチに交換してみて、打鍵感、打鍵音がどうなるのか試してみました。

ちなみに Keychron K6 は、Gateron 茶軸ですが、打鍵感、打鍵音は思いのほか、かなり気に入っています

が、過去 HHKB HYBRID TYPE-S や REALFORCE PFU Limited Edition を利用してきた頃は、とにかく静音を最も重視し、更に打鍵感が良いものを選ぶ傾向がありました。

ただテレワークでの作業が続いていることもあり、静音重視ではなく、打鍵感を求めることが多くなってきました

そういう事情もあり、今回は Holy Panda 系のキースイッチに交換してみて、それぞれの打鍵感、打鍵音を見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

Holy Panda キースイッチ

Keychron K6 で Holy Panda キースイッチに交換

今回購入したキースイッチは、Holy Panda 系のキースイッチを購入したつもりです。

左から

  1. Keychron K6 の Gateron 茶軸
  2. Drop + Invyr Holy Panda
  3. GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチ
  4. EVERGLIDE スイッチクリスタルパープル

という順になります。

Gateron 茶軸

Gateron 茶軸キースイッチ

Keychron K6 は Gateron 茶軸のキースイッチを選択して購入。

Gateron 茶軸キースイッチ分解

キースイッチを分解してみると、タクタイル感を出している金属(左下部品の銅?)部分は、ロープロファイル Keychron オプティカルスイッチの茶軸と同様。

ただ部品の大きさが違う分、タクタイルのはっきりとした打鍵感や心地よい打鍵音がとても気に入っています。

茶軸って思った以上に心地よくて使い勝手が良かったと、新たな発見がありました。

Drop + Invyr Holy Panda

Drop + Invyr Holy Pandaキースイッチ
メーカーDROP
タイプタクタイル
押下圧67g
ピン数3ピン(プレートマウント用)

Dropとついているのでルブ(潤滑油)がされていると思っていたのですが、どうも評判が悪かったらしく、最近のものはルブはされなくなったそうです。

Drop + Invyr Holy Pandaキースイッチ分解

Drop + Invyr Holy Panda を分解するとこんな感じ。

キースイッチの打鍵感は、Gateron 茶軸と比べると押下圧がある分しっかりとした打鍵感と Gateron 茶軸と同等か、ほんの少しだけ高めの打鍵音がします。

GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチ

GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチ
メーカーGLORIOUS
タイプタクタイル
押下圧67g
ピン数3ピン(プレートマウント用)

メーカーホームページには、最高級の素材を世界中から調達して、設計。リーフは日本から調達しているそうです。

GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチ分解

左上が、トップシェル、右上がスプリング、左下が、ボトムシェルとリーフ、右下がステムということらしいです。

写真でみてもらってもわかりますが、見た目の品質は一番良い印象です。

またこのキースイッチは、 Drop + Invyr Holy Panda と同じ押下圧ですが、キーを押下した後にキーがアップストロークの位置にすばやくスナップバックする仕様となっているそうです。

そう言われると、なんとなくアップストローク位置に戻る力が Drop + Invyr Holy Panda よりも強めに感じました。

EVERGLIDE スイッチクリスタルパープル

EVERGLIDE スイッチクリスタルパープルキースイッチ
メーカーKPREPUBLIC
タイプタクタイル
押下圧45g
ピン数5ピン
EVERGLIDE スイッチクリスタルパープルキースイッチ分解

Drop + Invyr Holy Panda や GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチと比べると押下圧が軽いですが、Holy Panda のようなタクタイル感が一番強いと感じたキースイッチでした。

また GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチは、アップストローク位置に素早く戻るように設計されているのに対して、このキースイッチは、アップストローク位置にまで戻ろうとする際にもタクタイル感のようなひっかかりが感じられるため、アップストローク位置に戻るのがほんの気持ち遅いと感じました。

またこのキースイッチはピン数が5ピンでPCBマウント用となっていますが、特にピンをおらなくてもKeychron K6 にはそのまま差し込み利用することができました。

結局どのキースイッチが良かったか?

どのキースイッチの打鍵感も悪くないですし、打鍵音の音域の高低、大きさに違いがあるもののどれも打鍵音が心地よかったです。

つまりこのキースイッチは購入して後悔したというものはありませんでした。

ただ打鍵音の音域の高低、大きさを主観で総合判定すると、

  1. EVERGLIDE スイッチクリスタルパープル
  2. GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチ
  3. Gateron 茶軸
  4. Drop + Invyr Holy Panda

の順で、打鍵音は気になるかもしれません。(1よりも4のほうが気持ち静か)

今回は GLORIOUS PANDA メカニカルスイッチにキースイッチを交換して当面利用して見る予定です。

ただどのキーも心地いいいいいいいいいい。

なおタクタイルやリニアといえども、静音スイッチとかサイレントスイッチとついていないキースイッチの打鍵音は静音とは言い難いです。

経験則上、打鍵音と打鍵感のバランスが一番取れている定番キーボードは以下。

そのため Keychron K6 で静音化を目指す方は、赤軸静音、赤軸サイレントといった静音対策が施されているキースイッチに交換することをオススメします。

個人的には Keychron K6 を使った静音化にも興味があるので、以下の4点を試してみて記事をアップしようと考えています。

  1. キースイッチ交換による打鍵音の静音効果
  2. 静音リングによる打鍵音の静音効果と打鍵感とのバランス
  3. キーボード本体に施す静音化対策の静音効果
  4. キーボード以外でキーボードに施せる静音対策

興味がある方はまたのぞきに来てみてください。